See You。。
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先日中古屋で見つけた 「Homework」は、プラスチックス、メロンの中西俊夫がソロ名義で出した音源の再発化で、元々は 1983年にカセットマガジン TRA (これって一体どこで売ってたんだ?)で発表されたもの。
それが鉛製のカセットケースだったことから、この CD も特殊ジャケットで再現されていて、そもそもなぜ鉛かと云うと放射能を通さないからとか。 今となっては洒落にもならない状況ですが、 Club King 周りって当時から No Nukes を唱えていたよねー ![]()
で、この CD の 2005年発売時も気になっていたものの、内容が宅録と聞いてきっと独りよがりなブツに違いないとスルーしたまま、これまで存在を忘れていました。
それが今回初めて聴いてみると、その前年発売の Melon のファースト「Do You Like Japan?」を踏襲するファットな演奏に(豪太や細野師も参加)、ブレイクビーツに乗せたヒロシのスクラッチン、著作権無視で歌謡曲にテレビから(オバQ音頭!)のサンプリング、そしてスネークマンのブラックユーモアと後のスチャダラ的なユルさを先取りしていて、予想を反するエンターテイニングなコンテンツが散りばめられています。
それにしもこれが「Duck Rock 【俺がマルコムだ!】」と同年に作られているとは、さすがはトシちゃん ![]()
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ここ連日の猛暑でアスファルトも溶け出しそうな Hot in the City (© Billy Idol)
せめて耳からも涼を求めようと引っぱり出してみた Group of Gods 。
こちらは 20年程前に Melon の Tosh と KUDO が Natural Calamity 森俊二や Little Tempo Gensan と共に組んだワンタイム・プロジェクトで、音的には Watermelon Group のエキゾと LOVE T.K.O. のチルアウトを足して二で割り、さらにバリ島まで出向いてのガムラン風味、そして何処となくハワイアンなスチールギター使いをトッピングして仕上がった、無国籍なヒーリング・ミュージック。
この辺りの似非感覚は File Records の レーベルサイト に載るトシちゃんのリリース時のいかにも妖しげなコメントでも読み取れるが、それはまだ世の中がバブル景気で浮かれていた当時よりも、どことなく現在にこそ当てはまりそうなスローライフ感覚ではないでしょうか。
ということもあってか、こちら 2006年に廉価盤が再発されて手に入れ易くなってるので、まだまだ暑そうな残りの夏を少しでもクールダウンしたい人にはお勧めの一枚なんですね。
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前回エントリーのトロピカリア・ムーブメントで紅一点とも言える存在だった Gal Costa の素晴しき唄声に魅了されてソロ作品をネット検索していると、彼女のキャリア前半に在籍したフィリップス時代のアルバム15枚にレア音源2枚組を追加した ボックスセット がちょうど発売されるグッタイミング。
それでこの頃の作品を単独で入手するのが難しい上に、若きガウ嬢の七変化なアルバムフォトを眺めているだけでも物欲が湧いたものの、世知辛い世の中にあってなかなかボチッといくのも容易じゃあーりません。
その代わりに同時代の音源を2枚組 CD に総括した 「Gal Favourites」 で手を打ってみました。これは元々 Pt1&2 と別々に発売されたベスト盤を合わせたもので、それぞれが 60年代末から 80年代初めの楽曲を順不同に選曲しているのが面白いところ。
というのも、彼女は元々ボサノヴァでしっとりとデビューしていながら、間もなくしてトロピカリアに加わっておサイケなアルバムを数枚出し、その後は MPB 王道路線でキャリアを築いており、曲によってサウンドが異なるので聴いていて飽きがきません。
ただ全編を通して変わらないのが、彼女の少々低温系ながらも情熱を秘めたヴォーカルで、ブラリリアンミューズ特有のコケティッシュな唄い方も個人好みでして、それは「Red Hot + Rio2」でもカヴァーされた "Baby" で最高潮に萌えるのでした。
それと同時に、彼女の同胞達が軍事政権の言論統制から逃れるように米国や欧州に移り住み、ジャズやフュージョンとクロスオーヴァーしていく中、本国に踏み留まって大衆に向けた歌を披露し続けるところに Gal さんの芯の強さも感じずにはいられない、そんな真夏の良き日であります。
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昨年夏の終わり頃に購入した 「Tropicália - A Brazilian Revolution in Sound」 は、ブラジルの歴史と音楽の関係を知るには最適のコンピレーションで Soul Jazz Records 監修の選曲と解説もいつもながらのグッジョブ。
そんな『トロピカリア』は 1960年代後半、軍事政権下のブラジル北東部バイーア地方で Caetano Veloso と Gilberto Gil の呼び掛けで、音楽・美術・映画を中心とした反政府的なムーブメント。。だったのが、す御上に目をつけられ両人の国外追放により一年程ですぐに終息。
ただこれが、その後のブラジル音楽に与えた影響は計り知れず、ポスト・トロピカリアを追った 「Brazil 70 - After Tropicália」 を聴いても、サイケデリック・フォークやアシッド・ロックと土着のサンバを結びつけたサウンドが引き継がれていくことに。
結局、耳に心地いいボサノヴァや MPB というのは一部の中流白人層向けのリゾート音楽だった訳で、生活環境や社会的地位も恵まれていない大多数にとってみたら、あまりリアリティのないものだったことでしょう。(しかし個人的にはやっぱしボッサ派で、サイケロックにはあまりハマれす、ディスクレビューもずっと保留状態)
そして先頃唐突にリリースされた 「Red Hot + Rio」の 15年ぶりの続編は、Bossa Nova に代わって今度のテーマは Tropicália で、40年の歳月を経ても未だに衰えないその人気が窺えます。
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先日、意表をつく Vangelis のダンスチューンを聴いちゃったもんだから、家にある御大の作品を探して引っぱり出してみた『ブレードランナー』のサントラ CD 「Blade Runner Trilogy」。
この映画『完全版』だの『最終版』だのと様々なバージョンが存在することで有名ですが、その O.S.T. も実は曰く付きで、最初にリリースされていたのはヴァンゲリスの作品を New American Orchestra が再録したもので、これは作曲者本人も認めていないとか。
ちゃんとしたヴァンゲリス音源が陽の目を見るのはオリジナルから 10年以上経った 1994年『ダイレクターズカット』公開時。しかしその音質というのが随分とひどくて曲数も限られていたことにより、世の中に幾つも出回ったブートレの方がマシというのがこれまでのマニア間の定説だったらしい。
それが今回採り上げるトリロジーというのは、ブレードランナー封切 25周年を記念して 2007年に発売されたもので CD1 には前述の 94年盤のリマスター(音質もバッチ Goo)、CD2 はこれまで未発表だった音源集、そして CD3 には映画をイメージして新たに録音された楽曲を収録 ("Perfume Exotico" なんてタイトル最高)。これが見開きのデジパックを広げるとタイレル社の HQ 写真が全面に現れ、その他の映画スチール画も満載の魅力的なパッケージ ♡
その肝心のサウンドはというとサントラにありがちな仰々しさがなく、アンビエントな電子音楽が時にはクラシカルであったり、エキゾな中近東風だったり、妖しげな日本語が出て来たりと、ブレラン・ファンならその映像シーンも脳内投写されて映画同様のポストモダーンな気分に浸れること必至。
そして全体的にひんやりとしたキーボードの音色は、インディアン・サマーな夜のお供にもぴったりのクールミュージックだったりします。
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Joss Stone や Amy に始まり最近では Duffy に Adele と、ここ数年イギリスからはコケイジャンな女性ソウルシンガーが次々と世界レベルで成功を収めていますが、わたしの存在を忘れてもらっちゃー困るワンとばかりに気合いの新譜を叩き付けてきた Beverley Knight 姉御。
これが 「Soul UK」 というタイトルからもお察しがつくように、ここに収録されている曲は全て自国産のソウルトラックで、これってこれまでありそうで無かった企画なのでは。
その気になる内容は下のリストを参照してもらうとして、前半戦は結構ベタなノリが続くお祭りムードとなっているのに対して、後半にかけては渋目の選曲を持って来て UK ソウルの奥の深さを感じさせるもの。
そのカヴァーアレンジは、いずれも主張を抑えたオーガニックなバンド演奏で原曲を忠実に再演していて、個人的に注目をしていた "Southern Freeez" も期待を裏切らないながらも少々無難な感じか。その反対に予想をはるかに上回る出来だったのが Princess の楽曲で、こうして聴くと PWL ものも侮れないもんだと再認識させられます。
しかし、本盤での主役はやはり Beverley 本人で、同封の DVD でもこのアルバムを再現したライヴ映像を観ていると、彼女の圧倒的な歌唱力に酔いしれてその貫禄たるや。
それにしても DVD には、原曲のアーチスト達も登場してくるんですが、皆さんすっかり老け込んじゃっていて、ちょいと笑っちゃいます (*^-^)
"Fairplay" by Soul II Soul (1988) (UK #68)
"Southern Freeez" by Freeez (1982) (UK #8)
"Mama Used to Say" by Junior (1982) (UK #7)
"Say I'm Your Number One" by Princess (1985) (UK #7)
"When You Gonna Learn" by Jamiroquai (1992) (UK #28)
"Apparently Nothin'" by Young Disciples (1991) (UK #13)
"There's Nothing Like This" by Omar (1991) (UK #14)
"Don't Be a Fool" by Loose Ends (1990) (UK #12)
"Always and Forever" by Heatwave (1977) (UK #9)
"Round and Around" by Jaki Graham (1985) (UK #9)
"Cuddly Toy" by Roachford (1988) (UK #4)
"Damn" by Lewis Taylor (1996)
"One More Try" by George Michael (1988) (UK #8)
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イレイジャーの結成 25周年を祝って再発された 1st と 2nd アルバムは、リイシュー盤の鑑とも言える充実の内容で CD1 にはオリジナル・アルバムのリマスタリング、CD2 には 12"シングルに収められていたリミックス& B面曲と BBC 録音セッション、付属 DVD にはシングル曲 PV に Top of the Pops 出演映像、そして当時ビデオ発売されていたライヴ作品とその MP3音源リンク。
先ずデビュー作 「Wonderland」 はアナログ LP で買っていたこともあって今回久々に耳にすることになったが、アンダーグランドなディスコ然とした打込み音とゲイであることの悲哀を内向き唄った内容は、ほのぼのとしたアルバムタイトルと健全な少年少女向けの絵本をモチーフとしたアートワークとあえて対比させているよう。
どちらかと言うとまだヤズーを引きずっているストイックな雰囲気がで、アンディーベルのボーカルもどうも Alf を意識している感じ。チャート的にもあまり成功しなかったが、個人的には無機質なサウンド作りやキッチュな PV とか、このファーストが一番好き。
そしてセカンド 「The Circus」 は、アコギやトホーンセクションをフィーチャーした先行シングル "Sometimes" がいきなり売れ、彼らの方向性を象徴する『暖かみのあるエレポップ』を展開。相変わらず歌内容は傷付き易い心をテーマにしてますが、PV やバンドイメージも一般にも受け入れ易くなり DVD で観るライヴ・パフォーマンスもだいぶ板に付いて、初来時の熱気のステージを思い出すことに。
その後の作品は数枚買い続け、いつの間にやら心離れてしまったイケないワタシ。。当の本人たちは余程相性がいいのか、結成 25周年を迎え未だ現役で頑張っている様子。カヴァー集やカントリー路線?を経て久々に原点回帰したという 2007年最新作を友人から貰っているので、これ今度引っぱり出してみようっと。
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2011年のサマープレイリストもいよいよ最終章。今年はいつになく邦人の選曲が多いのは 3.11 の無意識な影響なのか、気付けば半数近くを占めていました。これから蒸し暑さは増そうですが、なるべく扇風機で乗り切るつもりだす ![]()
15. Every Kinda People - Robert Palmer
Compass Point 以前にも、こんなカリビアンな嗜好を披露していたとは。Island 時代のアルバムは、取りあえず全部もっておきたいねー。
16. Trinkets & Things - Ryo Kawasaki
日本よりも世界で活躍した腕利きギタリストによる、特上のブラジリアン・フュージョン・グルーヴ。本曲を含むアルバム「Mirror of My Mind」を是非再発してくれないカニ ![]()
17. World Famous - Hiroshi Fujiwara
今年のオーラスは、あの世のでマルコムも喜んでいそうなクラシカル・アレンジのトリビュート・トラック。一曲目をも飾った Ino さんのピアノ旋律が心地よいまどろみの世界に連れて行ってくれそう。。
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今年のスムージー事情は、なんと言っても KFC Krushers が話題独占?で Far East Movement も顔負けのドープな CM スポットも要チェキラゥ。個人的にお気に入りなのはパイン&シークワーサー君、『好きな音楽ジャンルはテクノ』というキャラ設定も憎めません。
12. On Line - Marcos Valle
Far Out で復活してからのベストトラックでしょうか。これを聴けばソングライティングは黄金期から衰え知らず。そして 10年前、よみうりランドでの炎天下ライヴも今や良ひ思い出。
13. All I Do Is Think Of You - Jackson 5
ジャパニーズ・ダヴ・マイスターズ H.F. + K.U.D.O. による極上のラヴァーズ・ロック。天性の唄声を損ねることなく、モータウン時代の名曲をメロウに再構築する本企画盤も高出来。
14. ハートのエースが出てこない - Chieko Beauty
前半は DMX によるイーリーなダヴに浸り、やがて訪れるチエコのフリーキーヴォイスに撃沈。全キャン連世代に捧げたい今年の追悼ソング。
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