Acieed☆Houseの夏。
1980年代末期のイギリスはドラッグとパーティーがユースカルチャーに浸透して "Second Summer of Love" と呼ばれたちょっとイカれた時期。 元々は、イビザ島のクラブでアッパー系ドラッグ「エクスタシー」をキメて「シカゴハウス」に踊り更けていたクラバー連中が、レイブパーティーをイギリスに持ち帰り、地方都市にも拡大していった。
それと同時に自宅 DJ達が DIY 的に作ったハウストラックがナショナルチャートを賑わし、そこに客演としてフィーチャーされたディーヴァ達までも次々とブレイクするという連鎖反応も起きた。
当時は 12"Vinyl 中心にリリースされただけあって、今となってはレアな音源と映像を YouTube で楽しみたい。
M/A/R/R/S "Pump Up The Volume"
何故か耽美派 NW レーベル 4AD 所属の Colourbox と AR Kane が二人の DJ と手を組んだ奇跡の一曲。全英チャート No.1 に昇りつめ、それに続くハウスアクトへの道を築くことになる。
Bomb The Bass "Beat Dis"
大胆なサンプリングで一躍注目を浴びた Tim君、Neneh Cherry の成功の立役者にもなる。こんな 80's エレクトロな音とファッション、今をときめくUSギャルラッバーに大流行しているよう。1 /2 /3
S'Express "Theme from S'Express"
70s なブラックプロイテーション・ティストが何ともグルーヴィ~。Sonique や Billy Ray Martin もここから巣立った。
Coldcut ft Lisa Stansfied "People Hold On"
一大ブレイクした Yazz に続いて Lisa 嬢も世に送り出すきっかけとになった、未だに色褪せない至福のクラブアンセム。
The Beatmasters "Hey DJ / I Can't Dance (To That Music You're Playing)"
Betty Boo のラップがクールな Hip House チューン。曲のタイトルからも、新しいクラブサウンドの勢いが感じられる。
Inner City "Big Fun"
デトロイトから大西洋を渡って UK でもかかりまくり。こちらも名曲"Good Life"と共に、アシッドハウスシーンの多幸感が溢れている。
Beats International "Dub Be Good to Me"
S.O.S. Band のカバー曲に The Clash "Guns Of Brixton" のベースラインを乗せたノーマンクックのセンスが光るナンバー。Vo. の Lindy もその後ラヴァース歌ってプチブレイク。
D-Mob "C'mon And Get My Love"
最近の Kylie への楽曲提供で再び脚光を浴びる Cathy Dennis のデビューは Danny D との競演。
808 State "Pacific"
当時を象徴するかのような Roland TR-808 ドラムマシーンに由来するユニット名。テクノ、アンビエントにも通じる幅広いサウンドが美しい。
Electribe 101 "Talking With Myself"
こちらも Roland SH-101 から名前を拝借したと云われる、ソウルフルなヴォーカルが際立つ大人のハウスアクト。
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