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NYC あの日あの時 -後編-。

前回に続いて '80s な NYC 映像の今回は「Hip Hop」編。

"Wild Style" ('82) は、初の HIp Hop 映画として B-ボーイズのバイブル的作品。ストーリー展開はあるものの、制作者の意図としてはグラフィティ, ラップ, ブレイクダンスの映像紹介と思われ、ブロンクスでゲリラ的に撮影されというヤバイ 映像 が詰まってます。
主人公の「落書師」は "Downtown 81" にも出演しており、同じく Fab 5 Freddy がシーン全般の「顔」的な存在感を発揮。またここでも Blondie の曲が使われているが、この映画事態が Freddy と Chris Stein の企画から始まったものであり、アンダーグラウンドだっが Hip Hop を世の中に知らしめたのは彼等の功績でしょうか。

"Style Wars" ('83) は、グラフィティを中心に描いた ドキュメンタリーフィルム。落書師と NYC メトロと市長の間で繰り広げられるイタチごっこ、メンツを巡る同士のせめぎ合いは真剣そのもの。地下鉄の「第三レール」に触れて片腕を失いながらも、まだ作品に取り組むあっぱれな大バカ者?も登場しますが、サウスブロンクスの貧困な黒人やヒスパニックの若者にとって、グラフィティこそが自己のアイデンテティを見出せる場であり、それは同じく挿入される Rock Steady Crew のブレイキンシーンやラッパー達にも言えることで、Hip Hop カルチャーの根底にあることを思い知らされます。

"Graffiti Rock" ('84) は「Soul Train」のように観客がただ踊ってるテレビ番組の HIp Hop 版。。の筈が、パイロット放送で終わったという 幻の映像。司会には、これまた "Downtown 81" の出演者が登場し、製作にも関わったという Vincent Gallo が「Prince Vince」と名乗ってカンゴールウェアで決めて踊る姿が痛々しかったりします(本人は無かった事にしているそうですが)。そしてゲストは Shannon や Run DMC と豪華なメンツで、映画 "Beat Street" にも登場する New York City Breakers が番組中クルクル回ってますぅ。
この番組からは HIp Hop を世に広めようとする意気込みがひしひしと伝わり、テロップで "Fresh" とデカデカと出てはその言葉の意味を説明したりと脱力系の笑いを誘いますが、その辺は、Gnarls Barkly の 新作 PV でもパロっていて Justin Timberlake までが司会者の物マネをしちゃってます。
これを見ると 25年の歳月って長いもんなんですなー。

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